孤独な子育てに疲れた。頑張りすぎてしまうお母さんへ
「こんなに家で頑張っているのに、特に認められることもない」
「頼れる人も周りにいないし、子育てって孤独」
専業主婦のお母さんや、ひとりで子育てを頑張っているお母さんは、こんな不満や不安を抱えがちです。
それを放っておくのは良くありません。
今回は、「頑張りすぎてしまうお母さん」に向けて、今よりもっと健やかに、自分らしく生きるための方法をひとつご提案します。
ひとりで頑張りすぎると、子どもにも影響してしまう
前に述べたように、子どもの引きこもりも、学力の伸びも「孤独な子育て」と深い関係があります。
実は、いつも子どものことを思い、ひとりで子育てを頑張ろうとするお母さんが一番危ないです。
愛情を注ぐのはいいことなのですが、自分の子しか見えないから、ついつい全部見張ってしまう。
「なんでこんなのもできないの」と言って、やる気の芽をつぶしてしまう。
ほかの子と比べては、「うちの子、大丈夫?」と不安になってしまう…。
お母さんがひとりで子育てを頑張りすぎると、それは悪い意味で子どもにも伝わってしまいます。
子どもを思ってしたはずの言動が、結果的に子どもを傷つけてしまうこともあるのです。
週に1回でいいから、外に出よう
しかし、そんなお母さんが、たとえば週に1回や2回パートに行き始めると、「空気が変わったな」という感じになります。
家庭以外の場所で過ごす時間があると、孤独感からも抜け出せて、リフレッシュもできます。
主婦という仕事は、なかなか認めてもらえないもの。
ごはんをつくって当たり前、掃除をして当たり前、片付けて当たり前。
「頑張ったね」「いい仕事をしたね」というふうに、仕事や学校で必ずあったリアクションがないのです。
だから、より孤独や寂しさに拍車がかかってしまうというわけです。
反対に、働いているお母さんと話していると、同じように悩んではいても健やかな感じを受けます。どこか話しぶりもサバサバとしています。
家庭とは別の場所で認められることで心が安定しているのでしょう。
外で充実した時間をつくることで、「孤独な母」から抜け出せるのです。
まとめ
気づけば閉ざされた空間になっているかもしれないのが「家庭」という環境。
子育て中真っ盛りといえど、家庭や子どものことを四六時中考えるのも疲れてしまいますよね。
週に1度でもいいので、家庭の外での時間を作ってみると、きっとお母さんも楽になるはず。
ぜひ自分のできる範囲で、そういった時間をつくってみてくださいね。
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