2018 サマースクール|5年生Oくん「来年こそは」


Sの一げき一げきが重く、こっちも負けてはいけないと本気でかかりましたが数秒差で負けました。とてもくやしかったです。ここで本当のくやし泣きをしました。こんな楽しくくやしく、そしてこんなに燃えたのは、今年初めてでした。

 

最終日に作文にこう綴ったのは、サマースクール「サムライの国」に参加した5年生のOくん。

分別のあるお兄さんとして年下の子を見守りながらチームを引っ張り、代表戦ではこれまでの活躍ぶりを認められ、代表に任命された。

 

3チーム三つ巴の対戦。

1チーム敗れ、2チームが熾烈な争いを繰り広げるなか、最終的に敵チーム2人対、Oくん一人になった。

不利な中、Oくんが一人を倒して、ついに1対1に。

その場の全員が見守るなか、見ているだけでも息が詰まりそうな戦いが続いた。

身をかわし、かわされ、刀を振るい、体勢を立て直し…。

なかなか決着がつかず、どちらかが動きを止めればそこで試合終了ということになった。

 

ギリギリの戦いの末、Oくんはわずか1秒差ほどで敗れた。

 

勝負がついた瞬間、「ああ、悔しい…」と涙をこらえながら空を見上げてつぶやくOくん。

最後は共に戦った相手と肩を叩き合った。

 

その夜、Oくんはリーダーに「話を聞いてほしい」と言った。

もちろん、あの戦いについて。

「あの戦いでは負けてしまって本当に悔しかった」

と、再び涙をにじませながら言う。


「だけど、最後のギリギリまで粘れたのはよかった。来年こそは一番のサムライになりたい。次はもっと強くなることが今年の目標」


心はすでに決まっていた。

 

悔しいで終わらずに次回へと覚悟を決めたのは、全力で戦いぬいたからこそ。全力で向き合うことのできた経験が、彼の自信につながっていることだろう。


また来年のサマースクールで会いたい。


~2018 サマースクール 現場レポートより~


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花まる教室長

花まる教室長

日々、現場で子どもたちと向き合い、寄り添い続けている教室長たち。「勉強って、楽しいな!」の伝道師であり、お母さんと子どもたちとの橋渡しのような存在。子どもたちを見ているからこそ語れる「事例」をたっぷりご紹介します。

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