何を?いつ?どんな言葉で?子どもがグングン伸びる上手なほめ方

「珍しい!拭き掃除してるの!?すご~い!」

と思いっきりほめてみたものの、

「そんなの学校では毎日やってるし」

と冷たい返事…。

やる気を伸ばそうと褒めてみるも、空振り。しらける子どもを前に「褒めるって難しい」と途方に暮れていませんか?

そこで今回は、お母さんに知っていてほしい「ほめ上手になるコツ」をご紹介します。


子どもが嫌がるほめ方

ベタぼめや、ほめようとしてほめている感じというのは、子どもは敏感に感じ取ります。

大人がほめ言葉を言おうとして言っているイヤな感じが伝わってしまい、何かバカにされたように受け取ってしまうのでしょう。

よく、ほめられているのに突然泣き出す子もいます。

理由を聞くと、

「そんなこと、ぼくはずっと前からできるのに」

と言います。

当たり前のことをわざとらしく言われるのがイヤなのです。

「ぼくのこと、全然見てないじゃん」

といった気持ちなのでしょう。


一番大切なことは「何を」ほめるか

ほめるときは、その子自身が伸びて、克服したことを正確に言葉にしてあげることが一番大切です。

「すごいね」とか「できるね」といったほめ言葉もいいのですが、実は、ほめるというのはもっとシンプルで、何かを克服したその事実を言葉にするだけでもいいのです。

それには、わが子をよく観察することが大切です。

「この子は、これが課題だな」ということを日ごろから頭に入れておいて、乗り越えたことをそのまま言葉にしてあげるのです。

たとえば、自転車に乗れるようになったときに、「え、乗れるようになったの?」と言えばいい。

大好きなお母さんが言葉にしてくれるだけで、子どもは最高に舞い上がるものです。

「あなた、できるようになったの?」

このお母さんの驚きの言葉が子どもはほしいのです。


ほめるときに気をつけたいこと

ただし、子どもが乗り越えるべきことや克服すべきことの基準を、外に求めてしまうと意味がなくなります。

子どもが「お母さんが望んでいるのはこれかな」と思ってやったことや、お母さんにほめられようとしてやったことでは自発性があるとは言えません。

「自分がこれをやりたい、これを克服したい」と決めてやったことが大切。

そして「できなくてくやしい、いつかできるようになりたい」と思ってできた瞬間に、お母さんに「できたの?」と言ってほしいのです。


ゆったり始めましょう!

最高のほめ言葉には、いつも見ているよ、というお母さんのメッセージがこもっているものですね。

「できた!」という成功体験は、見守ってくれるお母さんの共感によってより強固になり、子どもの自信とやる気を育んでくれるでしょう。

「ほめなきゃ!」と肩に力が入っているお母さんは、まずはゆったり、子どもを観察することから始めましょう。




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高濱 正伸(たかはま まさのぶ)

高濱 正伸(たかはま まさのぶ)

花まる学習会代表・NPO法人子育て応援隊むぎぐみ理事長。1993年、「この国は自立できない大人を量産している」という問題意識から、「メシが食える大人に育てる」という理念のもと、「作文」「読書」「思考力」「野外体験」を主軸にすえた学習塾「花まる学習会」を設立。1995年には、小学校4年生から中学3年生を対象とした進学塾「スクールFC」を設立。チラシなし、口コミだけで、母親たちが場所探しから会員集めまでしてくれる形で広がり、当初20名だった会員数は、23年目で20000人を超す。また、同会が主催する野外体験企画であるサマースクールや雪国スクールは大変好評で、延べ50000人を引率した実績がある。 各地で精力的に行っている、保護者などを対象にした講演会の参加者は年間30000人を超え、毎回キャンセル待ちが出るほど盛況。なかには“追っかけママ”もいるほどの人気ぶり。

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