【読む子育て相談室Vol.4】子どもの自信を育む2つのコツを伝授!

ーある日、会議にて。

「それじゃぁ、このかたちで進めますね!」

「いいね~! やってみよう!」

(お、高濱さん、機嫌がよさそう…!)

(もしかしたらもうちょっと、時間をもらえちゃうかも…!)


(皆さん、こんにちは! 心のなかで失礼いたします。 お母さんのお悩み解決に命を懸ける女、花まる学習会 広報部の清田です。)


清田 奈甫(きよた なお)

お母さんのお悩み解決に命を懸ける女。花まる学習会 広報部メンバーの1人。『花まるアンケート&高濱先生の子育て相談室』でいただいた皆さんのお悩みを高濱に届け、アプリラジオ番組『ちょっときいてよ高濱先生!』講演会などで高濱の返答を届けている。そのしくみをWeb記事でも実現したい!と奮闘中。


今は、「読むお悩み相談室」のスペシャル版、クリスマス特大号をお母さんにお届けすべく、高濱さんに子育ての悩みをぶつけようとしているところ…


(うまいおねだり方法が思いつかない…よし。直球で!)
高濱さん! 会議でいただいたお時間は過ぎたのですが、このままあと2つ、お悩み相談への回答をお願いします!
クリスマスの、スペシャル号にしたいんです。



……! (やはり、きたか! 今日はおとなしいと思っていたが。これでこそ、だな)
もちろん! 最高のクリスマスプレゼントにしよう。どんなお悩みかな?

高濱 正伸(たかはま まさのぶ)

花まる学習会代表・NPO法人子育て応援隊むぎぐみ理事長。算数オリンピック委員会理事。保護者などを対象にした講演会の参加者は年間30,000人を超え、毎回キャンセル待ちが出るほど盛況。なかには“追っかけママ”もいるほどの人気ぶり。2016年7月からニュース共有サービス「NewsPicks」のプロピッカー

さすが、高濱さん! 今回は、豪華2本立てでお願いします!
(やった! 何の捻りもなかったけれど、おねだり大成功!)


3年生の男の子(一人っ子)です。

うちの子は不器用で、図工が苦手です。楽しくやるためにはどうしたらいいでしょうか?

これこれ! あるあるだね~!
次の学年に向けて、もっとこうしてほしい! という思いを抱いているお母さんが多い分野だよね。

はい。教室でもよくいただくお悩みです。こういうケースでは、子ども自身も大きなプレッシャーを感じながら必死で試行錯誤していることが多いですよね。

そうだね。そこに解決のヒントがあると思うよ。
一番大切なことは、「評価をしないこと」。
上手に作らなければいけない”と思ってしまうことが、自信を失ったり思った通りに作れなかったりする大きな原因だからね。
「こんなものをつくろう」という作品のゴールをこちらで設定するのではなく、子ども自身が自由に、思い通りに形にしていくことで、楽しくなるしのめり込んでいく。

「よっしゃー! やってやる!」と燃える子どもたちの目は輝いているし、どんどん新しい発見をしていきますもんね!
たとえば、子どもの作品について声をかけようとして「何をつくったの?」「どうしてこうしたの?」と質問攻めにしてしまう、というご相談も多いのですよね…

時と場合によるけれど、基本的にはそういう言葉がけをしないようにしたいよね。
思うがままに作った作品は、具体的な動物や物であるとは限らない。それを説明させられることも、「こういうのを作っちゃダメだったのかな?」と自信を失うきっかけになる場合があるからね。
その子が生み出したものそのものをみて、感じたことを伝えてあげるのがいい。

「これって、本当にいいよね~!」と心から言ったお母さんの言葉は、たとえ子どもが照れていたり反発したりしても嬉しく受け取るものですよね!

本当にそうだよね。「どうしてもっと上手にできないの?」ではなく、「ここの部分の色、いいね~」「これを見るとほっこりするよ」などと具体的に感じたことを伝えてあげるのがおすすめだね。

「感じたことを伝える」という基準をもって接すれば、お母さんにとっても作品を見て言葉をかけることが楽しくなりますね!

お互いにハッピーになれるねぇ!



次のお悩みは…

4年生の女の子です。自分の答えを人に見られるのが恥ずかしいらしく、ノートを書くときやテキストを解く際に、いつも手で答えを隠しています。顔がノートにくっつくほど近づけて体全体で隠していることも……。

姿勢も悪くなるし、自信もつかないし、自分の考えをもっていい、と勇気をもってほしいです。

うんうん。これもわかるなぁ~!
見ているこちらがじれったくなったり、「そんなプライドは捨てればいいのに!」と思ってしまったりするよね。
恥ずかしがり屋”を克服するためには、さらけ出す機会が必要だよ。

私は「前はなかなか手を挙げて発表できなかったけれど、今は大きな声で発表できるようになった!」など克服経験をもつ子に話を聞いているのですが、どの子も「友だちに褒められてできるようになった」「勇気を出してやってみたらできて、当たり前のようにできるようになった」など、成功体験(できる! と思えるきっかけ)をもっているんですよね。

それだよね!
子どもたちの社会の中で自分のことをネタにしてウケたとか、恥をさらけ出して友だちに言えるようになった、とか、そういうきっかけで「今の自分でいいんだ」と思えたとき、その子の“隠す”に意味がなくなるんだよなぁ。

また、お母さんが「評価」してしまうのNG。
褒めることはよいこと、だけれども、「よい」という評価もまたプレッシャーになることがあるよ。よくできることだけをほめたりすることで、そうでないとダメなんだ、と自信がないときに隠すようになってしまうからね。

私たち大人にできることは「自信をつけるきっかけや機会を与えること」でしょうか。

その通り!
運動でも、ならいごとでも、何でもいいけれど一つは「これは本当に楽しい!」「これはできる!」と思えるものに出会えるよう、機会をつくってあげたいね。



お母さん、大丈夫です!

子どものやる気や自信は、お母さんのニコニコ笑顔や感動が支えています。ぜひ一緒に学びを楽しんで、前へ前へと進んでください。

それでは、よいクリスマスをお過ごしください!



第5回も、どうぞお楽しみに!


【バックナンバー】

第1回:【読む子育て相談室】高濱が、保護者の皆さんの子育ての悩みに答えます!

第2回:【読む子育て相談室Vol.2】姉の生活に弟が振り回されています…!

第3回:【読む子育て相談室Vol.3】うちの子、「やる気」がありません!



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清田 奈甫(きよた なお)

清田 奈甫(きよた なお)

花まる学習会 広報部メンバーの1人。Webページやメルマガなどで、皆さまに様々な情報をお届けしている。

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