【作文】相手に伝わる文章を書くために

各教室で、年に一度の特別授業「作文コンテスト」を開催しました!

 

いつも以上に気合が入る子どもたち。

低学年のNちゃんは、教室にやってくるなり

「どんなことを書きたいか、メモにためてきたの!」

とアイディアメモを見せてくれました。


それもそのはず。

全国の花まるに通う子どもたちの作品の中から『花まる作文』という文集に載るのは、一握り。

子どもたちにとって”一大イベント”です。

 

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作文は、ずっと残せる”たからもの”。

ついつい読みたくなっちゃう」気持ちの伝わるものを目指そうね。

さぁ、何を伝えよう?

今日はじっくり作文を書ける日。

いくつ書いてみてもOKです。

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「おかわり、していいの?」

「いぇ~い!」

自分と、言葉と向き合う時間が始まりました。

「う~~~ん、何を書こう!?」

いい作品にしたいと思えば思うほど、行き詰ってしまうときも。

そんなときは、テーブルの先生とお話しながら自分の気持ちを整理します。

 

「あ!」

「あれ、書きたい!」

そう思ったら、もう鉛筆が止まりません。


過去の受賞作品を読み、研究する子どもたちも。

「おもしろいことばを使っているよね」

「題名がすごい!」

「そんなことも書いていいんだ~!」

気づきやヒントに背中を押してもらって、また自分の気持ちと向き合います。

 

「こうじゃない、こうじゃない!先にこっちを書くんだった…」

「書き直したいので、もう1枚、ください!」

つかう言葉や構成を少し変えるだけで印象が大きく変わることに気づいたり、伝えたいこの熱い想いをどうやって伝えようかと試行錯誤したり…

 

高学年クラスでは、辞書を片手に調べながら言葉を紡いでいく姿も。

好きなこと、頑張っていること、辛いこと、うれしかったこと、悲しかったこと、不思議に思ったこと……それぞれが自分の心と向き合い、読む人へどう伝えるか考え抜いた90分でした。



3年生のWちゃん。 

のほほんとしていて、いつもまわりのみんなに優しい彼女が作文に込めたのはは 「妹を恨んでいる」気持ちでした。 
  
妹が七五三で、私のときとは違う写真スタジオで撮影をすることになった。

そこには、ドレスがいっぱい!

正直うらやましい。 

ずるい!ずるい! 

お母さんは 「Yのときは高かったのよ」と言ったけど、きっとそれは冗談だと思う。

どうしても、妹を恨んでしまう…! 

お姉ちゃんだからこそ目の前に立ちはだかる壁。

その壁を前にして自分の気持ちに戸惑う自分を見つめていました。


5年生のKくん。 

「作り話でもいいの?」

と、どうしても自分でつくったストーリーを語りたい様子。 
  
彼の選んだテーマは、「おじさんの運動会」。 

どんなチーム名や賞品にすれば相手がウケるか、どんな競技を設定すれば面白いか。

テーブルの先生やチームの友だちに「これ、どう思う?」と反応調査をしながら書き進めていく。

彼の心にあるのは、いつでも 

「読んだ相手がおもしろいと思うか」 

それだけ。 

読み手の視点に立って考え抜いていました。  


自分の心と向き合うことと、相手に伝える戦略を立てること。 

どちらも貴重な、必要な時間。

 

自分の心と向き合える人になってほしい。

考えをを魅力的に語れる大人になってほしい。

言葉にしなくてもそこへ向かう子どもたちの姿がありました。


~教室スケッチより~


清田 奈甫(きよた なお)

清田 奈甫(きよた なお)

花まる学習会 広報部メンバーの1人。Webページやメルマガなどで、皆さまに様々な情報をお届けしている。

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