文章問題が得意になる!「精読力」を育むゲーム

 

「ちゃんと読め」言われて読めた 子はいない

Q.2年生の息子がいます。読書はできるのに、算数の文章題や国語が苦手です。「ちゃんと問題文を読みなさい」と言っているのに、問題文を理解できていないことが多くて…。しっかり読めるようにするにはどうしたらいいでしょうか?

 

A.「ちゃんと読みなさい」はNGワードです!

比喩的に表現すると、本を「まあ、大体をつかめばよい」という読み方が自転車の乗り方だとしたら、文章題を読むのは「集中して、一字一句正確にイメージして、読み切る」という読み方で、いわば一輪車の乗り方。私はこれを「精読力」とよんでいます。本は読むけれど、文章題ができない子を責めるのは、一輪車に乗れるようにする訓練はしてあげないで「いつも自転車に乗っているのに、何で乗れないの?」と責めるようなもの。
 
一輪車に乗れる、すなわち精読力をつけるためには、普段の集中力を高めることが大切です。集中力は、基本的に「熱中できる遊び」の中でこそ伸びます。ご家庭では、集中して文章の意味を理解することが必要な楽しいゲームを取り入れるといいでしょう。
 
おすすめのゲームをご紹介します。まず、どこでストップするか言わないまま物語を朗読し、突然「はい、ここで問題です」と言ってストップ。読んだ物語の内容に関するクイズを出題するというものです。クイズに答えるためには、聞き取った内容を理解し、覚えておかなければなりません。集中して一字一句正確にイメージして読みきる力をつけるのにぴったりです。子どもが楽しめるものなら、絵本でも、小説でも、何でもOK。ぜひ挑戦してみてください。

 

 

【おすすめ書籍】

🌼『生き抜く力をつける お母さんのほめ方・叱り方』

高濱 正伸(たかはま まさのぶ)

高濱 正伸(たかはま まさのぶ)

花まる学習会代表・NPO法人子育て応援隊むぎぐみ理事長。1993年、「この国は自立できない大人を量産している」という問題意識から、「メシが食える大人に育てる」という理念のもと、「作文」「読書」「思考力」「野外体験」を主軸にすえた学習塾「花まる学習会」を設立。1995年には、小学校4年生から中学3年生を対象とした進学塾「スクールFC」を設立。チラシなし、口コミだけで、母親たちが場所探しから会員集めまでしてくれる形で広がり、当初20名だった会員数は、23年目で20000人を超す。また、同会が主催する野外体験企画であるサマースクールや雪国スクールは大変好評で、延べ50000人を引率した実績がある。 各地で精力的に行っている、保護者などを対象にした講演会の参加者は年間30000人を超え、毎回キャンセル待ちが出るほど盛況。なかには“追っかけママ”もいるほどの人気ぶり。

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