そんな単純なことで!?漢字指導がすんなり伝わるようになるコツ


「いま、書き順違ったよ!」

「え?どこ?」

「だから、そのカクカクってなっているところ」

「え?こう?」

「それ逆だから!」(イライラ…!)

リビングの机で顔を突き合わせて、漢字の宿題に奮闘している親子。

お互いイライラして険悪なムードです。

一生懸命漢字を教えているのに、ちっとも伝わらない…とお悩みのお母さんへ。

簡単にできる「伝わりやすい教え方」をご紹介します。


子が漢字に苦手意識を持っていると親は心配になる

「うちの子、どうも漢字が苦手で」

という相談、とても多いものです。

特に小学校低学年・中学年は、漢字の書き順に関する問題がテストで大きなウエイトを占めることもあります。

常用漢字を覚えなければならないためですが、ここでつまずく子も多いので、親としては確かに気になるでしょう。

でも実はこれ、教え方の工夫で解決できます!


子どもに漢字を教える際に気をつけたいこと

子どもに漢字を教える際の工夫とは、ずばり、

教えるときは「子どもと同じ方向を向いてやってみせる」

ということです。

たとえばボタンの留め方を教えるとき、子どもの正面に立ってやってみせていませんか?

しかし、それでは手の動きが左右逆になるので、子どもにはわかりにくいのです。

そんなときは後ろに立って、子どもの手に自分の手を添えて教えれば、どのようにボタンやボタンホールを掴むのかが、子どもにもすんなり伝わります。

単純なことですが、意外と気づかず対面に立って教えてしまっている親御さんが多いのではないでしょうか。

花まる学習会では、子どもたちの答案にマルをつけるときや、字の書き方を教えるときなどは、子どもの後ろから、同じ方向を向いて教えます。

漢字の書き順を教えるときは後ろから手を伸ばして、実際に漢字を書いている様子を見せるわけです。


子どもと同じ方向を向いて漢字を教えるメリットは他にも

また、後ろから教えるときに

「上手だね」

とか

「ここはできているね」

と声をかけると、子どもはすごく安心します。

同じ方向を見ながら教える、というのは、わかりやすさという意味でも、安心感を与えるという意味でも大事なのです。

まるで後ろから抱きしめてもらっているような、ほんのり感じるお母さんの体温と優しい声で、子どもの心は自然と落ち着いてくるでしょう。

イライラしているよりも、穏やかな気持ちでいる方が、すんなり理解できることも多いものですよ。

ぜひ今日から試してみてくださいね。



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🌼『花まる学習会式 1人でできる子の育て方』

箕浦 健治(みのうら けんじ)

箕浦 健治(みのうら けんじ)

花まる学習会 野外体験部 部長。 別名ファイヤー。「全員無事」のために毎回燃え上り、夏が終われば焦げています。 野外での子どもたちの成長のエピソードや、子どもたちが”1人でできる子”になるコツをたっぷりご紹介します。

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