小学生・読書|本を読まない子どもを本好きにする親のかかわり方

テレビやゲームばかりに夢中になっているわが子。

「読書でもしなさい!」と言いたくなってしまいますが、ほとんどの場合は逆効果で、”読書=嫌なもの”というイメージを植え付けてしまいます。

子どもを本好きにするには、本を楽しむきっかけが必要。

今回は、そんな読書好きへのきっかけをつくる“親のかかわり方”をご紹介します。


小学生の子どもが「本好き」になるきっかけ3つ

子どもが本好きになるケースは、大きく次の3つのパターンがあります。


1:幼児期の絵本の読み聞かせが成功し、本が好きになる

お母さんが読んでくれるお話は格別。普段は本を手に取らない子でも、お母さんが読んでくれるお話には目を輝かせて没頭する子も多いものです。

そんな経験を積み重ねていくと、「自分でも読んでみたい!」と本に手を伸ばすようになっていきます。

読み聞かせなら楽しんでいるという場合は、ぜひ続けてください。

このケースは、お話好きの女の子がはまる可能性が高いのですが、男の子はそうとは限りません。


2:お父さんかお母さんの親のどちらかが本の虫である

子どもは親の姿を見て育ちます。

親が本を楽しそうに読んでいれば、子どもにも「本を読みたい」という気持ちが芽生え、自然と本好きになります。

花まる学習会でも、本を持ってお迎えにやってきて読書をして待っているようなお母さんの子どもは、本が大好きなケースが多いです。


3:思春期にさしかかった頃、さまざまな悩みや疑問を解決してくれる本に出会ったとき

実は私も、このパターンで本に目覚めました。

親にも友だちにも相談しにくい、でもどうしても何か手がかりをつかみたい、そんなときに頼れるのが本。先人の知恵や大人の世界と出合い、思考が深まるきっかけにもなります。

大人の本音を知りたいと思うようになる時期でもあるので、大人からおすすめの本を紹介されたりすることで本の世界にのめり込む子も多いです。


「読書しなさい!」は逆効果!? 子どもを本好きにする親のかかわり方

本を好きになるきっかけは、子どもによってそれぞれです。

子どもがその気になっていないうちは、親が「本を読みなさい」といくら言っても、子どもが本好きになることはあまりありません。

まずは「本っていいな」「意外と面白いかも!」と、本を好きになるきっかけをつくってあげましょう。

お母さん自身が読書を楽しむ時間を増やして背中を見せたり、お気に入りの一冊は内容を紹介したり、読み聞かせてあげたりするのも良いですよ。


「読書しなさい!」と言うよりも、子どもが思わず手に取りたくなるような一冊を本棚にそろえて置くほうが断然、効果があります。

ぜひ、お母さんが読書を楽しんで、楽しい本の世界に誘ってくださいね。



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高濱 正伸(たかはま まさのぶ)

高濱 正伸(たかはま まさのぶ)

花まる学習会代表・NPO法人子育て応援隊むぎぐみ理事長。1993年、「この国は自立できない大人を量産している」という問題意識から、「メシが食える大人に育てる」という理念のもと、「作文」「読書」「思考力」「野外体験」を主軸にすえた学習塾「花まる学習会」を設立。1995年には、小学校4年生から中学3年生を対象とした進学塾「スクールFC」を設立。チラシなし、口コミだけで、母親たちが場所探しから会員集めまでしてくれる形で広がり、当初20名だった会員数は、23年目で20000人を超す。また、同会が主催する野外体験企画であるサマースクールや雪国スクールは大変好評で、延べ50000人を引率した実績がある。 各地で精力的に行っている、保護者などを対象にした講演会の参加者は年間30000人を超え、毎回キャンセル待ちが出るほど盛況。なかには“追っかけママ”もいるほどの人気ぶり。

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