【低学年・男の子】うちの子、こんなに集中するのですね…!

3年生のSくん。

いつも元気いっぱいで、暇さえあれば遠くまでよく飛ぶ紙飛行機を研究している。


去年までは、お母さんが声をかけても毎日取り組む宿題に前向きになれなかったそうだ。

そんなSくんの目が光った瞬間があった。 


今回の課題作文は「漢字をたくさん使おう」。 

「作文の中に、いくつ漢字を使えるかな?」

「目指せ漢字王!」

という投げかけに、火が付いた様子。 


「絶対、ひらがなは書かない!」

と宣言し、漢字辞典を片手に書きたい漢字を自由に書き続ける。 


辞典を開いては、いいなぁと漢字を書き出しているようだ。

作文用紙は、Sくんが選んだ漢字コレクションでいっぱいになった。

すぐにクルッとひっくり返し、マス目のない裏面にも小さく小さく漢字を書き並べていった。

少しでもたくさん漢字を書きたい! というSくんの気持ちが伝わってくる。


  
授業後も飽きることなく書き続け、お母さんが迎えに来たのに気づかないほど。 

Sくんにお母さんが迎えに来たことを伝えると、

「じゃぁ、何個書けたか数える!」

と集計タイムに。

  
とても真剣に数えているのでそのことをお母さんに伝えて待っていただくことに。

漢字を数えている様子を見守り、お母さんがこうつぶやいた。

「S、あんなに集中しているんですね。 こんな姿、 初めて見ました……!」 


「423個だったよ!」 

お母さんのところへ作文用紙を片手にやってきたSくん。 

書き上げた漢字の個数を自慢げに報告するその表情は、達成感でいっぱい。 


自分にとっての最高記録を目指し、休むことなく書き続ける。

これを、「没頭する」というのだろう。 



~教室スケッチより~


花まる教室長

花まる教室長

日々、現場で子どもたちと向き合い、寄り添い続けている教室長たち。「勉強って、楽しいな!」の伝道師であり、お母さんと子どもたちとの橋渡しのような存在。子どもたちを見ているからこそ語れる「事例」をたっぷりご紹介します。

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