【「帰るよ」と言っても気づかない!どうすれば?】叱らない子育てのコツ

道端で偶然見つけた虫に夢中になって、しゃがみこんでいるわが子。

「帰るよ」

「…」

このやりとりが3回も続けば

「また無視?!」

と怒りがわき上がり、

「もう置いて帰るからね!」

と声を荒げてしまうのではないでしょうか。


子どもが何度言っても聞かないのには理由があります。今回は、怒鳴らずに注意を向けさせる方法をご紹介します。


何度言っても聞かない本当の理由

「叱らないで、具体的な指示を出してあげてください」

そう伝える言うと、

「だって、何度言っても聞かないから怒っちゃうんですよ」

とおっしゃるご両親が多いものです。


何度言っても大人の声が耳に入らないのは、4~9歳の幼児期の子どもにはよくあること。というのも、この時期の子どもはわざと聞かないのではなく、遊びやテレビに集中しすぎると親の言葉が聞こえなくなってしまうのです。


突然叱られた子どもの気持ちは…

幼児期の子どもは、好きなことには驚くほど夢中になります。

そのときに、たとえば

「ご飯だよ」

と言われても、返事はできません。

なぜなら聞こえていないから。

親としては、絶対に聞こえているはずの大きな声で何度も言っているのに子どもが振り向きもしないことにだんだん腹が立ってきて、ついには

「さっきからご飯だって言ってるじゃない!」

と怒鳴ってしまいます。


ところが、子どもからすれば

「突然、お母さんが怒った顔で自分を見ている」

とびっくりなのです。


お母さんにとっては「聞こえているはず」の声も、夢中になっている子どもには聞こえていない。そのことに気づけずに怒鳴り続けると、

「ぼくは悪いことしていないに、お母さんはいつも急に怒りだす」

と、子どもが戸惑うようになってしまいます。


「だからお母さん、嫌い!」ということにもなりかねません。


音とは別の合図で子どもの注意を向けましょう

「何度言っても聞かない」

そんなときは、怒鳴るよりも

近づいて背中をポンポンと叩いて

「ご飯だよ」

と声をかけるようにしましょう。

こうすれば、どんなに集中していても気づきます。

つまり、音で合図してダメなら、ほかの方法で合図を出すのです。



「声でダメなら触る」

ぜひ試してみてください。これでまた一歩、叱らない子育てに近づきますよ



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箕浦 健治(みのうら けんじ)

箕浦 健治(みのうら けんじ)

花まる学習会 野外体験部 部長。 別名ファイヤー。「全員無事」のために毎回燃え上り、夏が終われば焦げています。 野外での子どもたちの成長のエピソードや、子どもたちが”1人でできる子”になるコツをたっぷりご紹介します。

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