普段の行動で改善できる!「ダラダラ勉強」克服法

「宿題をやる時集中力はないし、ダラダラやっているし、いつも時間がかかる。自分でテキパキと行動できるようにならないだろうか・・・」

こんな悩みを持つお母さんは多いですよね。特に小学校3年生を過ぎる頃になると、宿題の量も増えてきます。

でも、大丈夫。こんな「ダラダラ勉強」は、普段の行動を変えることで改善できますよ。


日常生活でできる「テキパキ感」の伸ばし方

今の時代、メシを食える力のキーワードに「テキパキ感」は外せません。社会に出てから、トロトロ仕事されて間に合わなかったら、シャレにならないですよね。

テキパキ感をつけるには、生活面でもスピード感が大事になってきます。

一つのわかりやすい方法としては、歩くスピードを上げることです。「待って待って」と言われても、さっさと歩いてしまうくらいでちょうどいいでしょう。

もう一つは運筆のスピードそのものを上げる仕組みをつくること。実際に、どんなに力があっても入試では時間が足りないようでは高得点につながりません。

そしてこれは、お母さんの苦手項目でもあります。普段から、「ていねいな字」のためにゆっくり書かせることだけに固執して声をかけるのではなく、「読めるギリギリの字でいいから、スピード感を持ってやること」に気をつけて見てあげるといいでしょう。


「外の師匠」に鍛えてもらう

宿題をダラダラやっているということは、おそらく食べるときも着替えるときも遅いのではないでしょうか。そういう場合は、生活から勉強から、いろいろなもののスピードを上げないといけません。

お母さんの声かけだけではもはや無理で、できれば塾や習い事、部活の先生など、外の師匠にやってもらったほうがいいと思います。

私の教え子に、トローンとした印象で、やることなすこと時間がかかる小学3年生の女の子がいました。悪気はないのですが、何をするのも遅い。ところが地元で有名な新体操の教室に通い始めたら、激変したのです。

中学生になったころには姿勢もいい、挨拶もハキハキできる、スピード感もある女の子に変身。まるで別人です。

その新体操の先生は非常に厳しい指導で有名で、グズグズやるなんて許さない、といったなかで鍛えられたのです。

あのままお母さん一人にまかせて「早くしなさい!」と言われ続けていたら、何も変わらなかったでしょう。

子どものスピード感を底上げしたいと思ったら、外の師匠を頼るのも一つの方法です。


お母さんの声かけも、子どものテキパキ感を左右する

トロトロしている子どもには、「何やってんのよ、早くしなさい」と言いながら、お母さんも最後の最後に手を出して助けてしまっているはずです。

手を出しつつ、宿題につき合いつつ、キレては「何やってるの、こんなのもできないの?」などとNGワードを連発してしまうのならば、お母さんは関わらないほうがいいでしょう。

それよりも、日常生活のスピード感を上げることに意識を向けてみてください。


「勉強や宿題をテキパキこなす」「ダラダラせず、集中して勉強する」力を伸ばすのに必要なのは、技術ではありません。

生活にテキパキ感、スピード感をつけていくことで変えていくことができるのです。


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高濱 正伸(たかはま まさのぶ)

高濱 正伸(たかはま まさのぶ)

花まる学習会代表・NPO法人子育て応援隊むぎぐみ理事長。1993年、「この国は自立できない大人を量産している」という問題意識から、「メシが食える大人に育てる」という理念のもと、「作文」「読書」「思考力」「野外体験」を主軸にすえた学習塾「花まる学習会」を設立。1995年には、小学校4年生から中学3年生を対象とした進学塾「スクールFC」を設立。チラシなし、口コミだけで、母親たちが場所探しから会員集めまでしてくれる形で広がり、当初20名だった会員数は、23年目で20000人を超す。また、同会が主催する野外体験企画であるサマースクールや雪国スクールは大変好評で、延べ50000人を引率した実績がある。 各地で精力的に行っている、保護者などを対象にした講演会の参加者は年間30000人を超え、毎回キャンセル待ちが出るほど盛況。なかには“追っかけママ”もいるほどの人気ぶり。

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