【いくぞ!かけっこ教室】日々の努力は嬉しいことの積み重ね

 2017年度Spring企画 「いくぞ!かけっこ教室」

  「いくぞ!かけっこ教室」は、2005 年ヘルシンキ世界陸上選手権 400mハードル銅メダリストの為末大さんが代表を務める“株式会社 侍 TRAC”とのコラボ企画。

陸上競技を専門で取り組んできたコーチから“速く走るためのコツ”や“走る楽しさ”を教わりました。

今企画は、「日帰り2回レッスン」での開催。

1回目のレッスンを行い、翌週にまた、同じメンバーで2回目のレッスンを行います。


コーチから伝えられた、速く走るためのコツは3つ。

①姿勢(立ち姿も走っている姿も背筋が伸びたきれいな姿勢)

②はずむ(無駄な動きが一切ない足の接地とボールのようにはずむ体の動き)

③はさむ(スピーディーなスキップにより左右の足の切り替えが速くなり、大きなストライドを生み出す)

※ストライドとは、走るときの歩幅のことをいいます。


これらの動きを身につけるためには、継続が一番の近道。

2回レッスンの間の1週間、子どもたちは花まるオリジナルのかけっこ宿題テキストに取り組みました。

低学年教材のあさがお・サボテンのように、毎日少しずつ続けていくトレーニングです。

「走るの速くなりたいもん!毎日がんばる!」

速く走れるようになる1週間後の自分に気合いを入れ、1回目のレッスンが終了しました。


2回目のレッスンが始まりました。レッスン会場に到着した子どもたちは早速、

「タイムが○秒速くなったんだよ!」

と自信満々に宿題テキストを見せる子や

「フォームを確認してください!」

と1週間のトレーニング成果を見てもらう子もいました。

レッスン中の子どもたちの走りを見てみると、まっすぐ腕を振れるようになったり、太ももがあがるようになってストライドが伸びたりとフォームが大きく変わっている子も多数いました。

「前よりもなんだか走りやすくなった!」

日々の努力がこうして形となったことを嬉しそうに話し、楽しそうに走っていました。


レッスン中、計2回の50m測定を行いました。

50mという短いようで長いレーンを一人で必死に走る、まさに自分との勝負の時間です。

スタート位置に立ちます。

後ろを見ると仲間たちがいて、ゴール時点には班のリーダーたちが待ってくれています。


―――――ピーッ!!――――


スタートの合図とともに全速力で駆け抜けていきます。

後ろから聞こえてくるのは仲間たちの「がんばれー!」という声。

前には「いいよいいよ!その調子!がんばれ!」と顔を真っ赤にさせながら応援し、両手を広げて待っているリーダーの姿。

走る速さに関係なく、50mという大舞台で懸命に走る。

決して孤独な舞台ではなく、舞台にあがる主人公を支えようと声援を送る仲間もいます。


50mを走り終えたNくんがこう言いました。

「自己記録更新は“嬉しいことの積み重ね”だ」。


積み重ねてきた努力がいつか実を結び、喜びとなります。その喜びを分かち合い、称えあう仲間がいます。

50mを走っているときのあの風やスピード感、見える景色。

十数秒間で感じ得るものはそばにいる仲間の存在によって、より彩りを加えることでしょう。

スポーツにおいても、学習においても、子どもたちにとって“嬉しいことの積み重ねだ”と思ってもらえるように、共に喜び、共に歩み、共に寄り添っていくことが私たちにできる一番のことだと考えています。



***かけっこ教室 保護者アンケートをご紹介します***

・速く走れるようになることは、学校生活において様々な面で自信につながるので非常にいい機会。

・「速く走りたい!」「速く走れるようになったかも!」と思えるようになった。

・走るのは何も道具がいらず、シンプルで究極なスポーツなのだと気づかされた。いつでもどこでも楽しめるスポーツ。

・スキップやダッシュを親子でやったら、本気で対抗してきた。 

・練習するにつれて、ももあげが段々と楽になってきたようで、本人も「あれ?」と驚いていた。以前よりも足の運びがスムーズになった。 

・公園で宿題トレーニングをしているとき、お友達も集まってきた。娘が先生になり、小さなかけっこ教室になった。 

・朝6時前に起きて河原でやった。起きるのは苦手でしたが、声をかけると頑張って目を覚ました。朝早く河原を散歩しているシニアの方に「がんばれー!」と声をかけられた。 

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花まる教室長

花まる教室長

日々、現場で子どもたちと向き合い、寄り添い続けている教室長たち。「勉強って、楽しいな!」の伝道師であり、お母さんと子どもたちとの橋渡しのような存在。子どもたちを見ているからこそ語れる「事例」をたっぷりご紹介します。

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