【親子海釣り王国】1泊2日、海と家族の物語

 野外体験・2017年度春Spring企画 「親子海釣り王国」

 5月・6月に開催した「親子海釣り王国」では、地引網や海釣り、活動中のレクチャーを通して、親子水入らずの時間をたっぷり過ごしました。


地引網では、大きな網をみんなで力を合わせて引っ張りました。

網にかかった魚が徐々に見えてくると…

「うわぁ~!」

子ども2人でやっと持てるほどの大きなスズキや、今にも黒い墨を飛ばしてきそうな丸々としたタコなど、たくさんの魚がとれました。


「とれたばかりの魚を持つときは魚のお腹をそっと持ってあげるといいんだ」

「ヒラメとカレイの違いはわかるかな?そう、目の位置が違うね」


地元の漁師さんが魚のことを丁寧に説明してくださると、子どもたちはとれたての魚を手に取り、魚の鼓動を感じ、その命に感謝しました。

とった魚は宿のおかみさんが豪華な〝船盛り〟に。自分たちでとった魚の味は格別です!


地引網の次は、堤防での海釣り。

海釣りが始まる前に、釣り竿の仕掛け作りのレクチャーを行いました。

細い糸にも小さな仕掛けの道具にもめげることなく、親子で顔を近づけ、力を合わせながら黙々と作業を進めます。

釣り竿は参加者の皆様にプレゼント!My 釣り竿を持って堤防に向かいます。

堤防に到着すると、釣り竿を伸ばしたり、針にエサをつけたりと、各々が釣りの準備。

その中で微動だにせずに、釣りのエサとして使用するイソメ(ミミズのような生き物)をじっと見つめている4年生の男の子がいました。


「イソメは、切っても切っても、なんで死なないの?」

とたずねてきました。

「生きようとする小さな命がたくさんあるんだよ」

そう伝えると、

「命が一つでもたくさんあっても大切な命ってことは変わりないね。命、大切にする。イソメさん、ありがとう。」

さっきまで「気持ち悪くて触れない」と言っていた彼がそうつぶやいて、イソメのからだをツンツンと触り始めました。

 

子どもたちが寝静まった後は、大人たちが集い語らう「大人の会」。

「釣りを通して、道具を大切にすることの重要性を知ってもらいたいんですよね」

「釣れなくったって、楽しいね、自分との勝負だね、という娘の言葉に、こちらが学ばせてもらった気がします」

「こうやって息子と肩を並べて、いろいろ話をすることができたことが一番嬉しいです」

親子海釣り参加への想いや思い出話に花が咲きます。気づけば、子育ての喜びや悩みの共有まで…。

「今度、プライベートで一緒に釣りに行きませんか?」

と、意気投合する家族の姿もありました。

 

合わせてくれない自然との戦いは、思い通りにいかないこともあったはず。それもまた経験。

そんな自然と、親子でとことん向き合った2日間でした。

 


次回の「秋Autumn企画」では、「親子海釣り」だけでなく小学3年生以上対象の「子ども海釣り」も開催します!

どうぞ、 お楽しみに!


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※2017年度の春企画募集は終了しました

花まる教室長

花まる教室長

日々、現場で子どもたちと向き合い、寄り添い続けている教室長たち。「勉強って、楽しいな!」の伝道師であり、お母さんと子どもたちとの橋渡しのような存在。子どもたちを見ているからこそ語れる「事例」をたっぷりご紹介します。

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