漢字練習で「粘り強さ」が育つ!?自分から練習するようにするには…

宿題をやる気満々で始めたほんの数分後には、ボケーッとしているわが子。
ちょっと目を離せば、ゲームに手を伸ばしている。
「勉強はどうしたの!」と怒られしぶしぶ鉛筆を動かすも、ちょっと難しい問題にぶち当たると「わかんな~い、できな~い」とすぐにあきらめてしまう。

この後待ち受けている長く厳しい受験勉強や社会でがんばり抜くためにも、今のうちに粘り強さを育ててあげたいのに…

 

このような心配から、「どうやったら粘り強くなるのでしょうか?」と相談に来るお母さんがとても多いです。

現代のトップ企業が「コミュニケーション」と並んで人材に求める能力が「粘り強さ」。

この大切な力を小学生時代に育てる秘訣は、「漢字練習」にあります。

 

「漢字練習」が「がまん強さ」を育む

学校で漢字練習の宿題が出ると、「先生はなんでこんなにいっぱい出すんだよ!!」とイライラを爆発させてしまう子が多いものです。

基本的に漢字練習は、子どもにとって苦役であり、グラウンド10周に匹敵する粘り強い精神を必要とします。

漢字を一文字一文字ひたすら書いていく作業は、根気がなければ続けることはできません。

 

漢字練習は、子どもたちが勉強において「がまん」を覚える大チャンス。

しかも、漢字は国語力の土台であることはもちろん、すべての科目の文章問題を正しく集中して読み解く精読力の基礎となる、重要な学習なのです。

花まる学習会では、自主的に漢字練習をしてきた子どもはみんなの前で発表し、その努力を讃え、教室全員からの拍手が贈られます。

それほど漢字練習には価値があるのです。

 

目標を設定して意欲を引き出そう

漢字というのは日々の努力や積み重ねが確実に結果に表れる学習です。

ほかの学びについては、本人のやる気を大切に育むということが大切ですが、漢字だけは厳しくやっても大丈夫です。

なぜなら、喜びと自信はあとからついてくるからです。

お母さんは優しさのなかに毅然とした態度で、「漢字はやると決まっているもの」と厳しく伝えてあげてください。

  

そうは言っても、学校の宿題だけで音を上げている子に更に漢字練習をさせるのは至難の技です。

そこで、子どものやる気を引き出すために「目標」を設定しましょう。

花まる学習会では「花まる漢字検定」を行い、頑張った子どもたちには表彰状を贈ります。

みんなの前で表彰される、その輝かしい瞬間のために子どもたちは頑張れるのです。

日本漢字検定なども良いですね。

 

粘り強さを手に入れるために。ノートを開き鉛筆を持って、まずは一文字書けるよう、お母さんも隣に座って、静かに練習を見守ってあげてください。

子どもはお母さんと一緒なら、嫌なこともやってみようと思えるものですよ。

 

 

【おすすめ書籍】

🌼『伸び続ける子が育つお母さんの習慣

高濱 正伸(たかはま まさのぶ)

高濱 正伸(たかはま まさのぶ)

花まる学習会代表・NPO法人子育て応援隊むぎぐみ理事長。1993年、「この国は自立できない大人を量産している」という問題意識から、「メシが食える大人に育てる」という理念のもと、「作文」「読書」「思考力」「野外体験」を主軸にすえた学習塾「花まる学習会」を設立。1995年には、小学校4年生から中学3年生を対象とした進学塾「スクールFC」を設立。チラシなし、口コミだけで、母親たちが場所探しから会員集めまでしてくれる形で広がり、当初20名だった会員数は、23年目で20000人を超す。また、同会が主催する野外体験企画であるサマースクールや雪国スクールは大変好評で、延べ50000人を引率した実績がある。 各地で精力的に行っている、保護者などを対象にした講演会の参加者は年間30000人を超え、毎回キャンセル待ちが出るほど盛況。なかには“追っかけママ”もいるほどの人気ぶり。

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