小学校1年生でも四字熟語博士になれる!豊富な語彙を吸収するコツ

「うちの子、語彙が乏しいんです…」

「学校の掲示板や配布物などで優秀な高学年の作文を見ると、うちの子はこうは成長できないだろうなと思ってしまいます…」

「言葉の知識を増やしたり、文章力を高めるにはどうしたらいいでしょうか?」


今回はこのようなお悩みにお答えして、小学校1年生から始めることができる、言葉が大好きになるとっておきの方法をご紹介します。


音読&ゲームなら、あっという間に覚えることができる

花まる学習会の子どもたちが大好きなゲームに「四字熟語カルタ」があります。

四字熟語の上2文字を上の句、下2文字を下の句として2枚のカードに分け、講師が読みあげる上の句に合った下の句のカードを子どもたちがとる、というゲームです。

「危機」と読み上げると「一髪」と書かれたカードをとる、といった具合です。

2年生3年生はもちろん、1年生も負けじとゲームに参戦しカードを勝ち取っています。


この力を培ったのが、授業で毎回取り組んでいる四字熟語の音読です。

小学校低学年までの子どもたちは、耳で聞いたことをどんどん吸収します

四字熟語を音読して、耳から入った音を口に出すことで記憶しているのです。

この方法をつかうと1年生からでもどんどん語彙を獲得することができます。

意味と使い方はその後学習していけば良いので、まずは「その言葉、知っている!」という状態にすることが大切です。


言葉を口ずさむ機会を増やし、ゲームに勝つために何度も言ったり、使ったりする。

そんな経験を豊富にすることで、子どもたちはどんどん言葉を吸収していきます。


親が見本を見せましょう!

もう一つ、低学年時代の子どもの特性に合った語彙力を高める方法があります。

それは、大人である私たち自身が、子どもと同じ空間で豊富な語彙を発信すること。

「遊園地たのしかったねー」「あのアトラクションおもしろかったねー」という何気ない会話を、「心臓が飛び出てしまうかと思うほどドキドキしたね」「幻想的な世界に酔いしれてしまったわ」のように変えましょう。

子どもたちに理解できない言葉が飛び交えは「ゲンソウテキってどういうこと?」「酔っぱらちゃったの?」と、興味をもって聞いてくるはず。これがチャンスです。

低学年の子どもが耳で覚えた言葉を「これ何?」「どういう意味?」と聞いてきたら、できるだけていねいに答えてあげてください。

上にきょうだいがいれば、わざと上の子と難しい言葉を使ってみせるのもいいでしょう。


低学年時代の「耳で聞いたことをどんどん吸収する」という特性を活かして、まずはお母さんがたくさんの言葉を使うように意識してみてください。

会話も弾み、親子の絆も深まって「一石二鳥」ですね!



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🌼『伸び続ける子が育つお母さんの習慣

高濱 正伸(たかはま まさのぶ)

高濱 正伸(たかはま まさのぶ)

花まる学習会代表・NPO法人子育て応援隊むぎぐみ理事長。1993年、「この国は自立できない大人を量産している」という問題意識から、「メシが食える大人に育てる」という理念のもと、「作文」「読書」「思考力」「野外体験」を主軸にすえた学習塾「花まる学習会」を設立。1995年には、小学校4年生から中学3年生を対象とした進学塾「スクールFC」を設立。チラシなし、口コミだけで、母親たちが場所探しから会員集めまでしてくれる形で広がり、当初20名だった会員数は、23年目で20000人を超す。また、同会が主催する野外体験企画であるサマースクールや雪国スクールは大変好評で、延べ50000人を引率した実績がある。 各地で精力的に行っている、保護者などを対象にした講演会の参加者は年間30000人を超え、毎回キャンセル待ちが出るほど盛況。なかには“追っかけママ”もいるほどの人気ぶり。

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