友だちへの接し方に戸惑う、小学6年生の「心の葛藤」

6年生の男の子が、最近転校してきた中国人の男の子について話してきた。 
 
最初はいいやつだと思ったけれど、一緒にサッカーをしていたら、自分が使っていたボールを 片付けようとしなかった。 
それから、「いやなやつ」と思ってしまった。 
今日は5年生に向けた総合の発表会。 
まだ日本語がわからないし、たどたどしい話し方。 
聞いていて、思わず笑ってしまった。 
周りの人たちも笑い始めて、やばい雰囲気になった。 
「いやなやつ」って思っていたけれど、やっぱりこういう雰囲気どうすればいいかわからなくて、俺も一緒に笑ったんだ。 
 
小学6年生男の子。思春期真っ只中。 
この話から様々な心の葛藤が読み取れた。 
 
いいやつ。 
いやなやつ。 
おもしろい。 
うざい。 
笑っていいのか。 
でも、かわいそう。 
 
本当はそんなのだめとわかっているけれど、自分ではどうすることもできなかった。 
その胸の内を、花まるの授業中にぽろっとつぶやいた。 
 
「今度、会った時はいつも通り挨拶してあげたらいいんじゃないかな?」 
と伝えると、 
「そうだよなぁ。そうしてみる!」 
 
この時期の友人関係は複雑なもの。 
他者が見えるようになるからこそ、感じたくないものを感じるようになる。
 がんばれ、6年生!

~教室スケッチより~

花まる教室長

花まる教室長

日々、現場で子どもたちと向き合い、寄り添い続けている教室長たち。「勉強って、楽しいな!」の伝道師であり、お母さんと子どもたちとの橋渡しのような存在。子どもたちを見ているからこそ語れる「事例」をたっぷりご紹介します。

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