「うちの子、花まるの授業についていけるでしょうか?」

体験授業に来た1年生の男の子。

初めての花まる学習会の授業。
教室までは泣かずに来たが、
周りの空気に圧倒されて泣き、 
「やだやだ!」 
とお母さんにくっついてしまった。

どうしようかと思いつつも、 
その子が一歩踏み出すタイミングを大切にしたいと思い、
そのままお母さんのそばでやってもらうことに。 
講師の一人にサポートしてもらいながら、
みんなとは少し離れた席で授業が始まった。
 
思考力を鍛えるなぞぺーに取り組む時間になると、
自然と鉛筆を握る手にも力が入る。
自分で問題を読んで、時々近くにいるお母さんに確かめながら。

「できた!」

次の瞬間、耳に入ってきたのはまさかの彼の声。
そして、「花まるをください」となぞぺーを手渡された。
楽しんでいるな。
そう感じられる彼の姿に「やったね!」の気持ちを込めて大きな花まる。

そのタイミングで本来の彼の席へと促してみるものの、 
「楽しいけど、それはやだ!」 
とあっさりもとの場所へ戻っていった。

その後も、分からないところがあると、 
「教えてください」 
とテキストを持ってきたので、 
「鉛筆もっておいで」 
と本来の彼の席の近くで一緒にやっては、お母さんのそばに戻ることの繰り返し。
それでも、少しずつ距離が近づいていくことを感じた。
ついに、最後のあいさつはみんなと一緒に。
 
「花まるのものは自分で持つ!」
帰り際、自分のかばんをお母さんから奪っていった。

体験授業で一歩踏み出した彼は、花まるでどんな成長を見せるだろう。
その子が再び花まるの教室に来る日が今から待ち遠しい。
 
~教室スケッチより~

花まる教室長

花まる教室長

日々、現場で子どもたちと向き合い、寄り添い続けている教室長たち。「勉強って、楽しいな!」の伝道師であり、お母さんと子どもたちとの橋渡しのような存在。子どもたちを見ているからこそ語れる「事例」をたっぷりご紹介します。

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