花まるSTORY

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【花まるリビング㉕】『花まるの授業を使って、日々の子育てに、句読点を打つ』勝谷里美 2023年6月

 『半分、減らす。』(著:川野 泰周  三笠書房)という本を読みました。【医師で禅僧の著者が指南する、より少なく、より豊かに暮らすための「シンプル生活術」】ということで、とても興味深く拝読したのですが、そのなかに ――日々の行動にしっかり“ […]

その4 小学校の先生が面談で絶句⁉(5年生12月)

「先生、ちょっとご相談があるのですが」「はい、もちろんです」「あのー、塾の先生に薦められて、都立中学の受検も考えているのですが……」「えっ、都立ですか……!? そ、そうなんですね」「今さらな感じもするのですが、学校の成績を、ここから上げるた […]

【おはなしのキッチン⓬】『エーミールと探偵たち』平沼純 2023年6月

「合言葉エーミール!」  男の子たちがさけんだ。声はニコルスブルク広場をゆるがせて、通りすぎる人たちは目を丸くした。  エーミールは、お金を盗まれるなんて、なんてラッキーだったんだ、と思った。 (エーリヒ・ケストナー作/池田香代子訳『エーミ […]

【タカラモノはここに⑫】『得体の知れないもの』山崎隆 2023年5月

 三月の終わり、子どもたちの引率で雪国スクールに行ってきました。今回は貸し切り列車で行くコースです。上野を出発し、窓から見える景色を子どもたちと楽しみながら新潟に向かいました。  今年は桜が早く、東京ではすでに薄緑色の葉が混ざっていましたが […]

【花まるリビング㉔】『子どもは、熱量のあるほうに流れる』勝谷里美 2023年5月

 「水は低きに流れる」という孟子の言葉があります。水が高いほうから低いほうへ流れるように、物事が自然の成り行きに従って運んでいくことのたとえだそうです。また、それに続き「人は易きに流れる」という言葉も聞きます。人は、無意識のうちに、楽なほう […]

【おはなしのキッチン⓫】『はれときどきぶた』平沼純 2023年5月

 初版以来40年以上にわたって、日本のみならず海外でも翻訳されてベストセラーとなっている『はれときどきぶた』、通称「はれぶた」シリーズ。とにかく破天荒で奇想天外なストーリー展開。主人公の小学3年生、畠山則安の周りで起こるハチャメチャな出来事 […]

【花まるリビング㉓】『子育ては育児書よりも“奇”なり』勝谷里美 2023年4月

 「事実は小説よりも奇なり」といいますが、転じて、「子育ては育児書よりも奇なり」と思うことはないですか? 三人の子を育てながら、私は日々、多かれ少なかれそんなことを感じています。  たとえば、花まる学習会代表の高濱の著書に【子どもの感性を育 […]

【花まるリビング㉒】『「共感力」―家庭をハッピーにする力』勝谷里美 2023年3月

 次女の保育園が決まり、春から復職します。いままでで一番長く育休を取らせていただけたので、新しい挑戦をしようと思い、あるオンライン育休コミュニティに一年ほど所属しました。私はオンラインのコミュニティは初めてだったのですが、同じく子育て中の人 […]

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